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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第4章 約束


大倶利伽羅さんが無茶をしないと言ってくれた!
私の気持ちが伝わった!

あの日から何度も出陣している大倶利伽羅さんは、ちゃんと有言実行してくれている。

この前の出陣も怪我なく帰ってきてくれたし、少し前も隊長の国広くんの撤退命令もちゃんと聞いてくれた。まあ、撤退を決断した時、物凄い渋い顔されたぞって国広くんは言っていたけど…

それでも今までに比べればすごい進歩だ!
そしてもうすぐで第一部隊が帰還する。


「主、そろそろ帰還しますね」

「はい、太郎さん。行きましょうか」


ゲートに到着し暫くすると、第一部隊の皆が目映い光と共に帰還した。うん、見たところ皆怪我してない!


「お帰りなさい。皆さんお疲れ様でした。今回も無事に帰還して下さり有難うございます」

「あったりめーだろ。恰好良くて強い俺がついてるんだからな!それに、誉も俺がとっちまったな~!また俺のファンが増えるぜ…」

「誉も?兼さんおめでとう!」


ふふん、と得意げな顔をする兼さん。隣の大倶利伽羅さんも怪我はなさそうでホッとした。


「主、後で報告しに行く」

「あ、うん。国広くんよろしくね」


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