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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第15章 大切な家族


その後手続きのための書類を記入していたら、政府の方々が笑っている。どうしたんだろう、私書類の書き方間違えてる?


「あなたは刀剣達にとても愛されているんですね」

「え?」


すると国広くんがスッと立ち上がり、襖を勢いよく開けた。


「うわっ!」
「こりゃ驚いたっ!」
「…っ!!」
「わぁっ」
「おわっ!いきなり開けんじゃねぇ!」
「ちょっと!危ないよ!」


っと声が聞こえて、長谷部・鶴丸・大倶利伽羅さん・堀川くん・兼さん・光忠が部屋に倒れ込んできた。下敷きになっている長谷部がお前ら早く退かんか!と怒っている。


「盗み聞きとは感心しないな…」

と国広くん。その言葉に長谷部が反応する。

「盗み聞きとは聞き捨てならないな。連中が主に無礼を働かないか監視していたまでだ」

「そういうことだ、驚いたか?」
「鶴さん…盗み聞きするぞってはりきってたよね?」
「光坊!余計なことを言っちゃいけないぜ」


すると、政府の方が刀剣達に頭を下げた。


「この子をこれからもどうか宜しくお願いします」

「言われなくとも全力でお守りする」

と長谷部。皆も頷いてくれている。


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