• テキストサイズ

刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第15章 大切な家族


少しお話をしてから広間に戻ったら、皆が起きていてビックリした。主と一期がいなくなったのがわからないほど俺達は鈍くないぜ、と笑われた。


それから皆と眠りについた。
何度か目が覚めて不安になったけど、皆の寝息やイビキが聞こえてきて、とても安心できた。そのまま自然と深い眠りに落ちていき、父と母の夢を見た。

夢の中の二人は笑顔だった。ずっと側にいるからねって言われた気がした…


それから皆が起き、ぐっすり寝ている私を起こさないでいてくれて、一番遅く目覚めた私は慌てふためいた。

それに髪の毛もぐしゃぐしゃで、顔はむくんでいるし目は腫れて視界が狭いし、最悪だ。兼さんに不細工だなって笑われて、更に頭をわしゃわしゃされた…
お返しに兼さんの頭もぐしゃぐしゃにしていたら、歌仙に早く身なりを整えてきなさいって言われちゃった。


その日は内番当番を手伝って、皆で黒ひげならぬ、検非違使危機一発で遊ぼうということになった。


鶴丸が万屋で買った物らしい。
相変わらず色んな物を買ってるんだなぁ…


/ 1252ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp