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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第14章 それぞれの想い


「さっき薬研くんが打撲と足の状態みてくれて、もう打撲の方は薬を塗る必要ないって…足もあと2日程で完治するみたいです」

「…そうか」


すると大倶利伽羅さんは、私の前にいつものようにあぐらをかいて座った。どうしたんだろう?と思っていたら、やってくれないのか?と一言。

それって、薬塗るのはなくなったけど、そのまま髪乾かすのと肩揉みはしてほしいってことなのかな…
すごく嬉しくなって、やりますっ!と言っていつものように髪を乾かして肩揉みをした。

例え今だけでも、こうして大倶利伽羅さんとの時間があると思うとすごく嬉しかった。


「はい、終わりましたよ?」

「ん、」

「おやすみなさい。明日も宜しくお願いします」

「あぁ、おやすみ」


おやすみって言うとおやすみって返してくれるし、おはようって言ったらおはようってちゃんと言ってくれる。大倶利伽羅さんの何気ない一言はこんなにも私を幸せにする。


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