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うさぎさんの日常

第9章 梅雨時


「まいったまいった、銀婆ちゃんに捕まるとは…
早く帰らないとケイ子に怒られちゃうよ」
マコトさんは急いで帰りました。

「もう、どこで油売ってたの?」
「いや…ほら…銀婆ちゃんの長話に捕まっちゃってさ…ごめん」
マコトさんは頭を掻きながら、謝りました。
「じゃあ、さっさと洗っちゃいましょ」

洗濯物を洗い終わったら、もう夕暮れでした。

「ねぇ、久しぶりにノラさんの店でご飯食べようよ」
「たまには良いわね
エミリーのデザートも食べたいし…」
二人は山猫のノラさんのレストランへ行きました。
「ちは~洗濯屋で~す」
「マコト!違うでしょ!」
「あっいつものクセで…」
二人は照れ笑いしながら店に入りました。

「いらっしゃい」
ノラさんも苦笑いです。
「エミリー、マコトくん達が来たよ」
奥からエミリーさんが出てきました。
「ケイ子♪久しぶり♪」
エミリーさんは大喜びです。
しばらく二人で昔話に花を咲かせていました。

マコトさんはお腹を鳴らしながら、話が終わるのを待っていました。
話が終わるとマコトさんとケイ子さんは、ノラさんの料理とエミリーさんのデザートを食べました。
「ノラさんの料理もエミリーのデザートも美味しかった♪」
「来て良かったわね♪」
二人は満足して帰りました。


つづく。
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