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うさぎさんの日常

第4章 秋深し…


うさぎさんがキノコを採り終えるくらいに、エミリーさんとノラさんも戻ってきました。

「松茸にシメジに舞茸、エリンギや椎茸もあったわ」
「こっちは胡桃や栗に、ブルーベリーやラズベリーよ」
「僕は林檎と柿」
三人はそれぞれに採れた物を見せ合いました。

「キノコはノラさんが料理に使って、フルーツや木の実はエミリーね」
「それじゃあ、うさぎの分がないじゃない」
「私は出来た料理やスイーツを食べるから♪」
うさぎさんはエミリーさんにウィンクしました。
「うさぎ、ずるいわよ
それって一番良いところじゃない♪」
エミリーさんは笑いながら文句を言いました。
「エミリーの負けだな
沢山採れたんだから良いじゃないか」
ノラさんがエミリーさんの頭を撫でながら言いました。

「ノラさんもお願いね」
うさぎさんはノラさんにキノコを渡しました。
「はっ!はい!…ま、任せて下さい!」
ノラさんは直立不動で尻尾をピンと伸ばしました。
「ノラさん、声が裏返ってるわよ」
エミリーさんがクスクスと笑いながら茶茶を入れました。

三人の楽しげな会話が彩り鮮やかな紅葉の山に染み入るようです。

「そうだ、帰りにこの前出た温泉に入っていきましょうよ」

三人は沢山の山の幸を手に山を下っていきました。


つづく。
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