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《identity》R18

第9章 優雅なお茶会(誰が出るかはお楽しみ)


拝啓.

-元気でお過ごしでしょうか。マイレディー
実は明後日、王妃のマリーが私の宮殿へ訪れることになりました。
そこで、にお茶を入れて欲しい。
他にも参加者がいます。
一日だけ私のメイドとして此方へきてください。
待っています、

的な事が書いてある。
ってりパさんが……
ごめん。フランス語読めなかったんだ。

「マイレディーですって!?!?ふざけてます!あの中年写真家!!」

「まあまあ、……にしてもジャック……あなたフランス語読めるのね。すごいなぁ!」

「そ、そんなに言ってもなにも出ませんよ」

「マリー様だって!絶対綺麗だ……」

マリーさんって血の女王でしょ?絶対美しいじゃん!スマホの中で見ていても美しいのに、本当に目の前で見られるんだ!

「はぁ、…………マリーは人に恨まれながら亡くなった方です。もしかしたら命を狙われるかもしれませんよ?」

「えっ、……まあ、その時はその時でジャックが助けてくれるでしょ、……?」

「私も行くんですか!」

「でも、手紙にjack(ジャック)って書いてあるよ?これってジャックもって事だよね?」

「フランス語なのにどうして読めるんですか!!」

「ここだけ英語なんだもん( ˙³˙)〜♪」

「はぁ、……分かりました。もちろん。が狙われるような事があったら私が守りますよ。」

「ん、……////ジャック好きよ。」

「〜/////」


血の女王かぁ、……確か……
最期まで一貴族であるように振る舞い、
一瞬で死ねるよう、髪を雑にきられ……ギロチンで……

「うぅ、……結構えぐいな……」

「?」

「ジャックはどうしてハンターになったの?」

「なんでそんなこといきなり聞くんですか!」

「気になっちゃった。」

「じゃあ逆にはなぜこの世界に来たんですか?!」

「えっ、……えと、……」

「私も思い出せないので。」

「あ、そうなんだ……」

「明後日に向けて準備しようか。」

「はい。」

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