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妖精の夢~Another Story~【気象系BL】

第4章  The fairy talks about love





智「ん……」

智が次に目を覚ました時は
躰は綺麗になって

自分のベットで寝ていた。

その横には、カズが…
そして、床には雅紀と潤が寝ていた。

翔「…智」

智は寝惚けているのか、何回か瞬きを繰り返し、天井を見つめていた。

翔「…智…ごめんなぁ…無理させすぎちゃたなぁ・・」


翔が声をかけると、智はゆっくりと躰を起こした。

智「翔君…本当にそう思ってる??」

翔はその躰を、優しく抱き締める。

翔「思っているよ。智は俺達の大切な宝らものだから・・・・

だから、もっと自分を大切にして・・・

夜道を一人で帰って来るなんて・・俺達は本当に心配だよ。」

翔は久しく見せないような顔で悲しく笑った。


智「…ごめんなさい。……
これからは、ちゃんと早く帰ってくる…

遅くなる時は、必ず誰かと一緒に帰ってきます…」


智を抱き締めている翔の躰が震えた。


伝わるのは、戸惑いを見せた ぬくもりだけ。

智「翔君・・・大好きだよ…」


智の瞳から涙が流れる。



二人は見つめ合い、そっと口付けを交わした。



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