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BERKUT【PSYCHO-PASS】

第20章 楽園事件:11


構わずずんずん突かれ続けて、自分の中が痙攣し、大きく体がびくついた。逝ってしまった。ようやく動きが止まると耳元に彼の息がかかった。

「ハァ…、ハァ……気持ち良かった?」

まだ全身に痺れるような快楽が残るには首を振るのが精一杯だった。

「良かった…」

そう言うとまた彼はまた自身を抜いた。今まであったはずのものがなくなると、少し虚しさがある。は態勢を仰向けに戻した。宜野座は両手で体を支えたまま呼吸を整えている。額に汗が流れていた。頬に手を添えるととても温かかった。繋がって熱を共有し合った証であるように思える。やや疲れたような顔に微笑みに変わった。と同時にまた熱い物が入ってきた。惜しみなく、急ぐように奥まで入ると直ぐに律動が始まる。逝ったばかりで敏感のそこには耐え難い快楽だった。互いの喘ぐ声が激しい水音に絡まり高揚する。ひたすらに求め続ける宜野座をは受け止め続けた。摩擦でヒリヒリと痛んできても、奥にぶつかる時の快感に比べれば大したことがない。更に大きな手が胸を揉みしだき、指は先端を強い力で捏ね回し、口内は舌が絡まる。全方向からくる快楽には耐えられない。また波が迫ってきた。それは顔を歪める彼も同じこと。突き上げる速さが一層増して中がぐちゃぐちゃになるまで乱されると、熱いものがさらに放たれた。ドクンと脈打つ度に出てくるそれはさらに奥へと流し込まれていく。眠気がどっと押し寄せてきたのでそれはきっと麻酔のようなものだとは思った。





次に目が覚めた時はまたソファの上だった。義手が体を横断していて重い。宜野座が後ろから抱えるようにして眠っていた。程よい温もりが心地よい。だがふと思うのはこれが永遠ではないことの虚しさ。彼は潜在犯、自分は人ですらない。彼がこうして傍にいて求めてくれるのは嬉しい。だがだからといってここに留まる理由にならなかった。

「ギノさん、私…遠くに行くよ。」

この世界を空が繋ぐなら、行けるところまで行ってみたい。そこで生きる意味や自分とは何なのかを見つけられるかは分からない。それでもこの街に縛られるよりマシだった。

「そうか…」

起きているとは思わなかったが、諦めたような宜野座の声色に少し胸の奥が締め付けられた。
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