第3章 Tragedy ー悲劇ー
それから2年後の今日
私たちの運命は、ある悲劇により全てを失った
その日も私はリヴァイに手紙を書くため、机の上で白い紙と向き合っていた。書きたいことが多すぎて、1枚の紙に収まらず、何枚もの紙にズラズラと書いたものをリヴァイに送ったら
「もう少し短く、簡潔に書け」
と、指摘され、短く、簡潔に書くように毎日紙とにらめっこ状態
「うーん。書きたいこと多すぎて何て書いたら良いのか……わかんないよぉ!」
悩んでいるとき、母が私にお使いを頼んだ
「ラルー!今からちょっと買い物行ってきてくれない?」
今リヴァイへの手紙を書いてる途中なのに……と文句言いたいのを抑えて、ラルはお使いに行くことにした
「まぁ、このまま考えてても、文章まとまらないし!」
そう思い、ラルは母に頼まれたものを買いに行った