• テキストサイズ

気持ちいいことしませんか

第7章 『許すと、思う?』





「…っぁん、っぁあ、ぁ、ぁ、嫌っ、薔、さま嫌…っ、こん、な…っ、ぁあああッッ!!」



口から出るのは否定の言葉。
だけど体は悦び蜜を溢れさせていく。


「しょ…っ、さまぁ…………っ」



なんで?
どうして?
あたしやっぱり薔さまに、嫌われてしまったの?
だからこんな、酷いことするの?



「も…………っ、ぃああ…っ」



お食事を頂くテーブルの上でこんなことをされている羞恥心に涙が止まらない。
完全にテーブルへと乗せられた体は、両膝を折り曲げられて薔さまが足を押さえ込み。
逃げられないまま、その中心を薔さまの舌が這う。
ビクンビクン、と震える体は。
仰け反る度にテーブルを軋ませていく、のに。


「…………っぁあ」



また。
刺激が止んだ。
正体のわからないものが爪先から駆け上がって、体に力が入るけど。
わけがわからないままその刺激を奪われて。
脱力しテーブルへと沈む体。



「しょ、さま…、なんでぇ…………っ?」


わけもわからず火照った体に溜まった熱が苦しくて薔さまを見ると。
なぜか嬉しそうに薔さまはあたしの頬へと指先を滑らせた。



「嬉しいな」
「…ぇ」
「どんどんどんどん、エッチになってくね」
「え」
「もっと見せて?もっともっと泣いて、乱れて、欲しがって」
「しょ、さ、ま…………?」


「ほらここ、ねぇ、欲しくない?」


先ほどまで薔さまが舐めていたその場所を、薔さまの指がトントンと小刻みに叩く。

「ふぁ…………っ」


それだけで体はビクン、と跳ね上がるのです。


「華言って。僕を欲しがって」
「…………っ」


ぬるぬると指先を滑らせて。
トントントン、て、もう片方の指先が入り口を刺激する。


「ねぇ奥、欲しくない?」

「ぃ、ぁああ…っ、薔、さまお願い…っ」


首をぶんぶん振って腰を引けば。


「答えが違うよ、華」

すぐに逃げられないように押さえつけられる。
/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp