第2章 2
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バーボンside
今日は簡単な取引だと聞いていたのに
まさかあんな事が起きるなんて考えもしなかった
スティンガー、あの少女が大の大人20人も殺せる子供だなんて分からなかった
殺せる技術だけでも恐ろしいのに本人は何事もなく普通に振る舞っていることの方が恐ろしく感じた
帰りの車では何も話せなかった、もちろん景光、スコッチでさえも衝撃だったのだろう
一体彼女はどのように育ったのだろうか?
公安警察としてもバーボンとしても気になる
帰って調べてみることにした