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「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes

第3章 Staring eyes 1ー1(ワンゲームオール)



 越前を始め、丸井も含めた中学生たちと高校生たちが野試合していると、五番コートの鬼十次朗と、三番コートの入江奏多、そして一番コートの徳川カズヤが止めに入ったことで中学生対高校生の事態は一旦、丸く収まったのでした。



 しかし、野次馬で見ていた高校生の中には納得がいかなかった人がいました。六番コートの高校生たちです。



 高校生C「まさか、ほとんどの中学生たちが残るなんてな」 



 高校生D「A、中学生相手になんか、負けてるんじゃねえよ」



 高校生E「……赤い髪の、合宿所退去させてやる」



 彼らはのちの負け組へ去った高校生AとBの友人でもあったため、真っ先に自分たちより背が低い丸井ブン太をターゲットにしていました。



六番コートの高校生の一部にターゲットにされていると知らない丸井ブン太は、仲間たちとひとときの休息を過ごしていたのでした。



 丸井「赤也、タオル忘れたって? わかった、貸してやるよ、ジャッカルが」



 ジャッカル「オレかよっ!」



 丸井「へへっ、ジャッカル、シクヨロ」
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