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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第3章 海常高校戦:第2クォーター




【桐皇学園と合同合宿】・・・特訓は甘い誘惑?





黄瀬「やけにご機嫌っスね、真弓子ちゃん」

黄瀬は向かいの席で《ふんふん♪》と嬉しそうに鼻歌を歌いながら外を眺めている真弓子に声をかけた

真弓子『うん♪だって桃ちゃんと大ちゃんに久々に会えるんだもの嬉しくって。嬉しすぎて昨日あんまり眠れなかったの』

真弓子は満面の笑みを黄瀬に向けた

黄瀬「小学校の遠足みたいっスね」

真弓子のはしゃぎように黄瀬は苦笑いを浮かべた



笠松「桃ちゃん?大ちゃん?」

真弓子の隣に座った笠松が不思議そうにたずねる

真弓子『今日から一緒に合宿する桐皇学園の桃井さんと青峰くんです』

真弓子は満面の笑みを浮かべたまま笠松に向き直ると、桃井と青峰のことを告げた



笠松「あぁ、キセキの世代の・・・そういやお前も帝光中学だったな」

笠松は近すぎる真弓子の笑顔にドギマギしてしまっていた

真弓子『はい、桃ちゃんと大ちゃんは私の幼馴染です』

自慢の友達の名前を口にした真弓子の顔はさらに笑みを深くしていた



笠松「ふ~ん。仲いいんだ」

呆れるほど嬉しそうな真弓子に笠松も楽しくなっていた

真弓子『はい!!』

褒められた子供のように嬉しそうに微笑みかけられ、笠松はドキリとした





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