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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第10章 海常高校戦:延長戦④




【告白と嫉妬】・・・指切りは甘い約束





笠松「真弓、行くぞ」

真弓子『きゃあ!!先輩どうしたんですか?』

笠松は不機嫌そうに真弓子の手を強引に引っ張った

強引な笠松に戸惑いながらも真弓子は笠松の手を握り返していた





放課後、クラブに行こうと急いでいた笠松は偶然真弓子が告白されている場面に出くわした

相手は校内1のプレイボーイの松井だ

笠松(真弓がモテるのは嬉しいけど、あいつは・・・)

松井は黄瀬以上に女の子にだらしなく、本命の彼女がいるのにしょっちゅう他の子と浮気をしていた

出るに出られず校舎の陰に隠れて2人の様子を見ていた笠松は、聞こえてきた言葉にカチンとした



松井「笠松?ああ、バスケ部キャプテンの。あんな冴えないやつなんか別れて俺と付き合いなって。芸能人のクリスマスパーティに呼ばれてんだ、一緒に行こう。どうせウィンターカップもすぐに負けるって」

笠松は校舎の陰から出ると真弓子の肩を抱き寄せた

笠松「松井、なに人の彼女口説いてんだ?これ以上真弓にちょっかい出したら彼女にバラすぞ。真弓、行くぞ」

笠松は松井を睨み付けると真弓子をその場から連れ出した





真弓子『先輩?』

真弓子が話しかけても笠松は黙ったまま真弓子の手を引いて歩いた





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