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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第6章 海常高校戦:第4クォーター




【肝試しでハッピーエンド】・・・ご褒美は?





合宿最終日の夜は恒例の肝試し大会

全員がくじを引き、お化け班と驚かされ班に分かれるのだった



真弓子(先輩とペアなんてうれしい♪けど・・・)

仕組んだように、真弓子は笠松と驚かされ班のペアになり真弓子は密かにウキウキと浮かれていたが、真弓子はお化けが大の苦手だった

逃げ出したいが、相手が笠松なのでそれもしたくなくて、真弓子は1人でうなっていた





いろいろ考えている間に、真弓子たちの順番になってしまった

館の電気を消し、ロビーを出発して森へ行き、散歩道を通ってテニスコートに置いてあるボールを取って来るだけの、昼間なら何でもないコースだったが、夜ともなるとかなり怖い・・・

真弓子は笠松の後ろにピッタリとくっついていた



笠松「ん?怖いのか?怖いなら手を繋いでやろうか?」

何も言わず顔をひきつらせている真弓子に笠松は手を差し出してやった

真弓子『///はい・・・(先輩の手・・・恥ずかしい・・・けど、嬉しい・・・)』

手を繋いで仲良く森の小道を歩く2人を、お化け役の黄瀬が木の陰から見ていた

笠松の手を繋ぎピッタリ寄り添う真弓子・・・



(う~~~もう我慢ならないっす。ちょっと驚かしてやる~)

黄瀬はそっと真弓子の背後に近づくと《わっ!!》と驚かせた





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