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☆銀魂☆金持ちっていくらあったら金持ち?…*

第3章 幸せはお金じゃ買えない…*








私を抱いたままビルの通路を歩いていく
目の前にいた黒服の男たちが異変に気づき近寄ってきた

「あんたらにもう用ないからー」

神威は楽しそうにしている
私は恐くて目を両手で塞いだ

((あれ?…逃げられたのかな?))

ゆっくり目を開けると血の海が広がっていた
神威の手はいつのまにか相手の血で赤く染まっていた

昔と同じだ…
震えと涙が止まらなくなった

「ごめんね、また恐い思いさせて。もう泣かせないから」

その瞬間神威の目が開いた用に見えた
意識が遠くなっていく…
視界が真っ暗になった




目を開けると目の前に神威がいた
ベッドの上にいる…
あの時意識を失ったみたいだ

『ここは?』

「俺の船の中だよ」

『!?』

なにがどうなったのかわからなかった
神威は笑顔で話してきた

「社長が君を普通に譲ってくれたんだヨー♪ちょっと手を出しただけで社長動かなくなっちゃったんだぁ」

殺したんだ…やっぱりこの人恐い…
でもそれを聞いて安心している自分がいる
私の辛かった思い出を全てなくしてくれた

私はつい抱きついてしまった

『…神威さんありがとうございます』

頭を撫でられた

「じゃぁ今日から君は俺の嫁♪」

『えっ!?いきなりすぎですっっ////』

こんないつも笑ってる人が私の感情を動かせると思わなかった
これからここで一緒に生活していく
幸せになれるといいな…






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