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【進撃の巨人】‎熟れた果実を貴方に【短編集】

第4章 《エルヴィン》堕ちる ※





犯される!



格好なんか気にせず振り切って逃げ出すべきだったー

だが悔やんだところでエルヴィンが止まることはない。



「んんっ!やっんぅ!やめっ!」

「往生際が悪いな…」


いやいやと首を振りなんとか唇を遠ざけたが、目に映ったのは少し困ったように眉を寄せるエルヴィンの顔。
だがその表情とは裏腹に口元だけ吊り上がっている。

その顔が男の頭のおかしさを物語っているように見えて、エマは恐怖で目に涙を浮かべた。



「泣きそうな顔をして…あぁ、唇も震えているじゃないか…可哀想に。」

太い指がいたわるように唇をなぞった。


「やっ!もうお願い離してっ!」


掴まれた腕にこれでもかと力を込めるが、やはりビクともしない。
こんな大きな男に力で敵うわけがないと知りつつも、抵抗せずにはいられない。



「はぁ………手荒な真似はしたくなかったんだがな、エマ。」


ため息をつきそう言って右手の人差し指と中指をチュポ…と口に含んで不敵な笑みを浮かべるエルヴィン。


「な、にを………あっ!」


次の瞬間、予想もしない刺激に身体がビクンと跳ねた。

エルヴィンの指が、隠すもののないエマの割れ目に沿って動き出したのだ。



「君には少し分からせてやる必要がありそうだ。」


唾液で濡れた二本の指で割れ目を往復させながら、敏感な花芯に近づくとくるりと円をかく。
そして徐々に、花芯で円をかく時間は長くなっていった。

触り始めは乾き切っていた膣口も、その動作を執拗に繰り返すうちに潤ってきてしまう。


意思とは無関係に、素直に反応し始めてしまう身体が憎い。


エマは下唇を噛んで今にも漏れだしてしまいそうな声を必死に我慢していた。



「気持ちいいだろう?我慢しないで声を出しなさい。もっとよくなれる。」

「っ……だれっが……」

「そんな蕩けた目で睨まれてもまったく説得力がないな。」


乾いた笑い声とともに、ズルリと膣内へ侵入したのはエルヴィンの太くて長い指だった。





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