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魔法使い見習いは玩具になりました

第1章 ヴィムとの出会い


「師匠、失礼します。」

泥だらけの服を身にまとったまま、ラウラはパウルの部屋に入った。

パウルは椅子に座りながら、魔導書を読んでいた。

「庭の草むしりと水やりは終わったか?」

パウルが訊ねると、ラウラは頷いた。

「はい、終わりました。」
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