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【文スト】君の笑顔が見たいから【R18】

第6章 気持ち



話終えると、ちゃんは目を伏せた。


『ごめんなさい。こんな話しして……。汚い、って思いましたか』


「全然汚くなんか無い。ちゃんは綺麗だよ」


僕がそう言うと、ちゃんが顔を赤くした。


あれ、僕は何を言ってるんだろう。


「あ、いや、これはそのッ」


確かに、ちゃんは綺麗でかわいいけど──


きっと僕の顔も赤いだろう。話題を変えようと、彼女に話しかけた。


「で、でも、何で僕なんかに教えたの?」


ちゃんの顔はまた、赤くなった。


『敦さんの事、信じてるからです……』


信じてる。


そう言われると、少し照れくさい。


「この事は他の人には...」


『話してないです。敦さん以外にも話すつもりも無いです...』


「じゃあ、2人だけの秘密だね」


僕がそう言うと、ちゃんは、吸い込まれそうな程綺麗な双眸を左右に動かした後、微笑んだ。


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