第1章 設定 壱

日本と中国の妖怪の仲はかなり悪い。
だがお互いの妖怪の頭はかなり仲がいい。
1000年に一匹生まれるかどうかといわれている四獣が日本と中国に生まれた。
二人の頭はとても喜び四匹が成長したら日中妖条約を結び十人衆にしようと考えていた。
そして四匹が成長し、各軍の妖たちも立派に成長した年、第100代目党首として四獣を含む日中の妖が集められた。

日中妖条約(にっちゅうようじょうやく)
日本と中国の妖の頭が勝手に結んだお互いの友好関係を結んだという条約。

十人衆(じゅうにんしゅう)
それぞれの頭を守るために結成された組。それぞれ属性に分かれていて
雷軍 風軍 闇軍 氷軍 炎軍 毒軍 雪軍 花軍 水軍
そして鬼軍の十軍でできている。

党首(とうしゅ)
各軍を仕切る妖のこと。本来なら国から十人づつ出されるのだが勝手に結んだ条約により日中で十人出すということになった。

四獣(しじゅう)
1000年に一匹の確率で生まれるかどうかと言われている妖。白虎 朱雀 青龍 玄武
の四匹である。

月華・百華(げっか・ひゃっか)
忍びの軍のこと。百華はくの一で月華は男となっていてどちらにも頭がいる。


桜蘭郷(おうらんきょう)
日本妖怪の住みか。日本の象徴の桜がいっぱい咲いており人間には見えない日本妖怪の国。ここの城が鬼頭の家。


桃源郷(とうげんきょう)
中国妖怪の住みか。中国の象徴の桃がいっぱい実っていて人間には見えない中国妖怪の国。ここの城が白澤の家。


桜桃(ゆすら)
日中の間にある。金太郎と銀が作った。大きな城に十人衆、日中の頭、各軍の兵士が住んでいる。めっちゃ広いもうかなり広い。