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【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】

第2章 帰ってきた幼馴染


無事退院をしてからというもの帰国予定をかなり過ぎており、零から「早く帰ってこい」「いつになるんだ?」「俺が迎えに行く!」とまで言い出す始末で。さすがにアメリカまで来るなんてことはないだろうがやると決めたらやりかねないので、まだ暫くは安静にとの言葉や俺が庇った隊員含めたSWAT隊からの祝退院パーティーなるものも申し訳ないが断りをいれてすぐさま飛行機に乗り、一ヶ月と数週間過ごしたアメリカを後にして今に至る。




『ま、とにもかくにもこうしてまた会えて嬉しいぜ。…………ただいま、零』


「………ああ……おかえり、悠………」



ようやく言えた言葉にお互い安心した笑みを浮かべ、病み上がりだからなと大きなスーツケースを片手に持って歩き始めた零の後を嬉しげに口元を緩ませて後を追った。








______________


「「「「蒼井/さん!!!!!!お帰りなさい!!!!」」」」


『おお、ただいま。皆変わりねえみたいでなによりだ』


室内に入ると先ほどまで仕事をこなしていた部下や同僚からの歓迎の言葉にやっぱり此処が自分の居るべき場所だなとしみじみと感じ、零からスーツケースを受け取るとその場に置いて開き土産だと告げていくつかの紙袋を部下へと渡す。


「…お前…観光にでも行ってたのか…」


『ばっか、お前…せっかくのアメリカだぜ?観光しねえでどうすんだよ』


土産を受け取った奴等から感謝の言葉を受け取るなか、零のどこか呆れたような視線と台詞にしれっと返すと盛大な溜息を溢された。
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