【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】
第6章 小さな名探偵
『さてと、そろそろ帰るかな』
「え、もう帰るんですか!?」
「僕もう少し蒼井さんとお話したいな!」
気が付けば結構な時間話し込んでおり皿の上のハムサンドは既になくアイスコーヒーも残っていた氷が完全に溶けて水になっている状態で、時計を見ると時刻は15時を過ぎた頃でさすがにそろそろ帰るかと口にするとまだ話したいと引き止めてくる三人、と零。
…いや、何でお前まで混ざってんだ。
『いや、ほらもう15時過ぎてるしよ…』
「まだ15時だよ?子供でもまだ遊んでる時間だよ!」
「そうですよ。あ、アイスコーヒーおかわりしますか?僕が奢ります」
子供でもって…お前はいくつだ、少年…。
それでもって零、お前は仕事しろ。
『…はぁ…。後一時間だけなら付き合ってやるよ』
「本当!?やったーッ!!」
「ふふふ、良かったですねコナン君」
いやほんと、何なんだお前ら…。
よくわからないタッグを組んだ少年と幼馴染にやはり何が何でも帰ればよかったかと今更ながらに自身の決断を後悔した。
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おまけ
『ところで少年「コナンだよ!」…コナンの親ってシャーロキアンなのか?』
「うん!僕もシャーロックホームズの大ファンなんだ!あ、もしかして蒼井さんも!?」
『え、いや…俺は別に「今度新一兄ちゃんの家に来てよ!たーくさん推理小説があるから!」…うん、ちょっと人の話を聞こうか』
「いいですね、その話是非僕も乗っからせてもらってもいいかな?」
「え……あー…(ヤベっ、今あの家には沖矢さんが居るんだった…)…えっと…へ、部屋汚いからまた今度にしようかな~…アハハ…」
「そうなんですか?それは残念ですね…(あの男に悠を一人で会わせるわけにはいかない)」
「(蒼井さんのことをもっと知る機会だったが…安室さんに沖矢さんを会わせるわけにはいかねえし、また今度だな)」
『というか…新一って誰だ?』
「「え…」」