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また、恋してくれますか。

第5章 〜知りたい〜


残りの食器を、片付けながら
家康がお風呂に向かったのを
見届けると桜奈は
部屋に戻り、ベッドに倒れ込んだ。

昨日と今日で色々ありすぎて
気持ちが追いつかない気分だった。

ただ、家康が呟いた言葉に、何故か
分からないがこの偶然は、これ以上
広がりも発展もしないものだと
言うことだけは、直感した。

そして、その事を考えると
胸が締め付けられるように痛かった。

昨日の、胸の締め付けらる感じとは
全く違う、切なく苦しい感覚。

(顔見て、話ができて
さっきまで、あんなに楽しくて
ワクワクしてたのに・・・
嬉しくなってたのに・・・

偶然すれ違った日、同じ気持ちで
私のこと見て、覚えててくれてたなんて
運命かもってテンション
上がったんだけどな・・

徳永さんにとっては、ただの凄い偶然
だっただけの話で、同じ気持ちじゃなかった。
自分だけ運命かもって勝手に盛り上がって・・)

もうこれ以上、家康との距離を縮めることは
危険だと、心の奥で警鐘が鳴っていた。

そして、そう思えば思うほど、寂しく
残念な気持ちが溢れてしまう自分を
感じてもいた。

(何を期待してたんだろう私。
バカみたい、自意識過剰過ぎだよ・・・)

布団に顔を埋め、ギュっと布団を
握りしめた桜奈。
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