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また、恋してくれますか。

第3章 〜君を見つけた〜


『イケメンとの生活が始まったのに
テンションひっく。毎日、イケメン
拝めるって、結構、贅沢な話よ!

ましてや、イケメンアンテナ作動しない
桜奈が、初めてイケメンだと
認識した相手なのに。しかも名前が
家康って、うけるー』とテンション
高めの詩織。

それとは、対照的に疲れきった声で
『なんか、調子悪いのかな?
昨日から、おかしいんだよ私。

やたらと、動悸がしてさ・・・
心臓の病気とかかな?ヤバイかも』と
真剣に落ち込む桜奈。

『えっ?それ、マジで言ってる?』
とあり得ないと言う顔をする詩織。

『だって、ほんとだよ!昨日からさ
何もしてないのに、走った後みたいに
急に心臓が、バクバクするんだよ?

不正脈とかかな?病院行った方が
いいかな?どう思う?』と、至って
真面目に真顔で質問してくる桜奈。

『あらら、それ重症だね』と無表情の詩織。
(もはや、どこをどう突っ込めばいい
この無自覚娘に・・・)

『あぁ、しぃちゃん、全然信じて
ないでしょ!親友が、重い心臓病かも
知れないってのにぃー』とむぅっとする桜奈。

『いやいや、だって、そんな無自覚だとは
思わないじゃない』と更に呆れる詩織。

『無自覚って何が?』キョトンとする桜奈。
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