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また、恋してくれますか。

第11章 〜別れ〜


『店長さんと、政宗さん、凄く仲いい
んですね』と、ほのぼの笑顔でニッコリ
する桜奈。

(あら、可愛い///こりゃ、政宗も
気になるわけだ。癒し系だねー上杉さん)
と思った愛花。

『あぁ、政宗は私の幼馴染で、弟、弟子みたいな
もんだからね。生まれた時から知ってるのよ』

『それで、あんなに息ぴったりな掛け合い
になるんですね!なるほど』と手を打つ詩織
だったが
『でも、弟、弟子ってどう言うことですか?
なんか習い事とか?』

『習い事って言えば、習い事になるのかな?
政宗のお母さん、すっごく料理上手な
人なんだよね。それで、お隣さんで育った
から、遊びに行っては政宗のお母さんに
お料理を教わってたの、始めは遊びで
そのうち、政宗も料理に興味もって
二人でよく教わったのよ。それが昂じて
今の仕事を選んだのよ私』

『それで!政宗さんも超料理上手なんですね!』
納得した桜奈だったが、不意に疑問が
浮かんだ。
『今の仕事って、カフェの店長さんの
仕事ってことですか?お料理好きなのに経営?』
料理好きから、店長の仕事がイマイチ
繋がらない桜奈は、首を傾げた。

『あはは、違うわよ。今は経営の勉強中なの
いつか自分の店を手がけるためにね!
私の仕事は、パティシエなのよ』

『えっ!店長さん、パティシエなんですか?』
前のめりで、目をキラキラさせ見つめる桜奈。

(わっ、可愛いけど、ドアップだ///
すっごい、キラッキラしてるんですけどー)と
若干引き気味の愛花。

『桜奈、前のめりすぎ、店長さん
引いてるから』と、浮いた腰を引き戻し
また座らせる詩織。
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