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[名探偵コナン]I treasure you

第2章 Puppy love


恋愛なんてこんなものかと思ってしまう俺は冷たいやつなのか
振られたって事より、の事を悪く思われていそうでそっちの方が気になって仕方なかった

追いかけない所を見るとそもそも俺はそんなに好きじゃなかったのかもしれないとさえ思う



「ヒロ、最近彼女といないけど、もしかして別れた?」

「あ、うん…」

今はちょっとやばい
の前だ…
別れた理由を聞かれたらは自分のせいだと責めてしまう

「ちょっといろいろあってな」

「そうか…」

ゼロはそれ以上何も聞いてこなかった

「ヒロくん…もしかして…」

が何か言おうとしていたけど、人差し指を彼女の唇に押し当てた

「そんなことより、これ、解けたのか?」

「あ、わかりません…」

「は引っ掛け問題に引っ掛かりすぎ」

「だって…」

「だってじゃない、ほら次解いて」

「ヒロくんがスパルタだー」

ゼロの方を見て助けを求めている

「僕に助けを求めたって無駄だよ、僕の方が何倍も厳しくやるから」

「だってさ、先生は俺とゼロどっちがいい?」

「ヒロくん…」

半泣きになりながら問題を次々と解いていく
苦労したかいあって次の試験ではなかなかの成績だったらしい

「2人のおかげだよーありがとう」
お礼にとマフィンを焼いて持ってきてくれた

チョコレートを貰った時と同じ心が暖かくなって食べてみると優しい味がする

ゼロもマフィンを食べて笑ってる
ゼロに近づきたくて話しかけたい女の子達を近寄るなオーラで寄せ付けないのにの前だけ優しい表情になるから不思議だ



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