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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第2章 今夜は全員集合 ★




>>side:Jun


今日は俺が最後だった。
玄関を開けると4つ靴があって
それだけで嬉しくなるのは
気のせいじゃない。

食卓にはリーダーが作ってくれたらしい
焼きそばがならんでいた。
皿は4つだったけど。

にのは食べたくないらしいけど
やっぱ…いるならいたほうがさ?
と思って、呼んでみたら素直に来た。



智「どこで買ったの?格安焼きそば」
和「そこのスーパー」
潤「ああ。こないだ5玉100円で買ったやつか」
和「そう。」
雅「にのが買ってきたんだね」
翔「そのにのだけ食べてないっていうね」
和「ふふ…いいのー。また安い時買ってこよ」
潤「で?今日は何でそんな腹いっぱいなの?」
和「ハンバーグ」
翔「しやがれロケってハンバーグかぁ」
和「朝っぱらからハンバーグ。昼ご飯もハンバーグ。おやつもハンバーグ。さすがに辛い」
雅「あひゃひゃひゃ!それは辛いわ」


A型が多い俺らだから、きっちりしてて。
ダイニングの席も決まってる。

長方形のシンプルなダイニングテーブル。
キッチン側は壁にくっつけて
カウンターから料理を
下ろしやすいようにしてあって、
カウンターの傍に翔くん。その横がにの。
キッチンと対面するように、
にのの横が俺で、その横が雅紀。
雅紀の横、にののお向いがリーダー。
別に決めたわけじゃないけど、
自然にみんな自分の席に座ってる。


翔「久々じゃない?5人揃うの」
雅「だよねー!」
智「そんな貴重な日に焼きそばで悪かったね」
翔「何言ってんの、超うまいよ」
和「そんな日に食わなくてすみませーん」
潤「ふふふっ…ちょっと食う?」
和「…そんないらない、…あー」
潤「あーん」
和「…んー!うまいじゃん」
智「だろー?隠し味。わさび~」
潤「わさび!?まじ?」
雅「へぇえ、すごいね!そう言われてみれば…」
翔「ほんのり香るよね」
和「また作ってね♪」
智「いいよ♪じゃあー…先にご褒美くれる?」
和「……やだ。疲れてんの」
雅「5人だしねぇ♪」
和「や、ほんとに…俺身体重いよ…」
潤「いいじゃん、寝てたら」
和「え…待って、俺ひとり?むり。やだ。寝る!」
翔「えー、ちょっ!マジ?」
和「マジ!」
潤「…かずー?」
和「ヤるなら4人でどうぞ!!今日はパス、ほんとに」

両側の翔くんと俺に腕を捕まれながらも
振り切ってにのは部屋に逃げてった。



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