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【進撃の巨人/リヴァイ】心の氷が溶けるまで。

第10章 まったり休日




ニコニコしたベルとアンナは2着ずつ服を持っている。
…まさか、4着もなんて言わない…よね?

そんな不安を抱えながら近づいてくる二人を見つめていると、
二人は持っている服を広げてどう?と聞いてきた。

淡い菫色のすっきりしたデザインのワンピース。
可愛らしいレースのついたブラウスと、濃い青のロングスカート。
薄い桃色のふんわりとした、後ろでリボンを結ぶタイプのワンピース。

どれも可愛いのに子供っぽくはなく、アルマのセンスが光る
素敵な服であった。


「今ある中で特にティアナちゃんに似合うのを選んだつもりよ」

「全部素敵ですね」

「気に入ってくれたのなら嬉しいわ」


そういったアンナはベルが持っていたのも合わせて袋に詰め始める。


「あ、あの。本当にそんなたくさん頂いてもいいんですか?」

「さっきも言ったと思うけど。私がティアナちゃんにあげたいの。
だから気にするなって言っても無理でしょうけど、受け取って
もらえたら嬉しいわ」


そう言われてしまってはティアナも黙るしかない。
袋を受け取ってベルと共にお店を出る。

去り際にティアナが改めてお礼を言った時、これからも仲良く
してくれると嬉しい、と言ってくれて本当に嬉しかった。

アンナがティアナに家族がいないことを知っていたかは定か
ではないが、その言葉は心に染みわたって涙がこぼれないよう
我慢して、震える声ではい、と返事した。


―――――――


すみません、服の表現が苦手でして、、、
どんな服かはご想像にお任せします笑

そんな服進撃の世界にあるの?という疑問も
スルーしてくださると幸いです...


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