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初恋の終わる日まで

第3章 血色片恋


深夜の学校に忍び込み、俺達は互いを貪り合う。
「ん……く……っ……」
まずは俺からヒミちゃんを食らう。大きな八重歯の覗く小さな唇にキスをして、薄い舌を絡め取る。ヒミちゃんは元々呼吸が浅く荒くなりやすい性質らしい。暫く唇を合わせながら肌をくすぐると、彼女は小さく「きゃうっ」と甘い悲鳴を上げる。掌全体で乳房を揉めば、幼げな丸みの残る頬が耳まで血の紅を差す。
「っ、あ……愛別ちゃん、おっぱい好きですね……」
「ヒミちゃんのはね。柔らかくて甘くて、好きだよ」
はむりと右乳房の乳頭を咥えながら、ヒミちゃんの両足の間に自分の腿を割り入れる。膝頭に秘花が触れ、鋭敏な秘芽が擦れたのかヒミちゃんは甘く啼く。骨から振動させるように膝を揺らして、俺は彼女を責める。
「ひぁうっ……愛別別ちゃん駄目っ……揺らすのやぁ、あっ……!」
こりこりと硬くなりだした乳頭と秘芽を、舌と指先、膝で責めて。秘花から溢れ出した愛蜜と血液がベッドシーツをす。ぴくっ、びくんっ、と、薄い腹筋が痙攣する頃、小さな秘花はコプッと愛蜜を噴き出した。
「っ……ひ………愛別、ちゃ……も、私、気持ち良い、から……」
「……まだ、だろう。此処を味わってないもの」
体を引き、両足の間に顔を近づける。鉄臭さの中に生理中特有の甘酸っぱい匂いをさせるヒミちゃんの、秘花にはむりと齧りつく。中に舌を入れた瞬間、ヒミちゃんの体が大きく跳ね、俺の舌をヒミちゃんの膣肉が締め付ける。
「っ~~~~!」
ヒミちゃんの華奢な両脚が俺の上体に絡む。本人は強すぎる快楽から早く逃れたいと思っているようだが、絶頂に軽いパニックを起こした体はすっかりと俺にしがみ付いてしまっている。やめて、怖い、気持ち良い――――可愛らしく紅潮した泣き顔に、女でありながら男にも似た征服欲を煽られて、俺は彼女の秘花をずるるっ、と吸った。
「っ……!っ……!?」
言葉になっていない嬌声に、背中から競り上がる情欲が抜けきらぬまま、俺はヒミちゃんの秘花から唇を離す。ヒミちゃんは暫くの間くったりとベッドに倒れ、涙と涎と鼻水でどろどろになった表情で浅く荒い呼吸を繰り返していた。俺が服の中に用意していた大きめのハンカチで顔を拭うと、ヒミちゃんは鼻の頭を赤くしたまま微笑んだ。
「愛別ちゃん……えっち……」
「ごめんね、ヒミちゃん。次は、ヒミちゃんの番だ」
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