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僕だけの君だと思っていた【声優】

第9章 嵐の前の静けさ


さらに日にちは過ぎて、
泊りの仕事まであと1週間になった。
明日は入野さんの仕事も休みだから、
久々にわたしも仕事がお休み。
最近全く買い物にも出かけてないから、
明日行こうと考えていた。

入野さんの仕事が終わり、
車で入野さんを自宅へ送っていく最中だった。

入野「ねぇさくらちゃん。
明日ってさくらちゃんも休みなの?」

主「そうですよー!入野さんもですけど、
久しぶりの休みですよね!」

入野「そうだね〜僕頑張ってるよね〜」

主「ふふっ、頑張ってますね
明日はゆっくり休んでくださいねっ」

入野「うんっ、さくらちゃん
明日なんか予定いれてんの?」

主「予定は特にないですよー。
寂しいことに。笑
でも、買い物に出ようかなって思ってます」

入野「じゃあさ〜、
僕いつも頑張ってるからさ、
ご褒美にさくらちゃん、
明日一緒に買い物してくれない?」

主「ご褒美にですかー?笑
わたしなんかでご褒美にならないでしょ。笑」

入野「なんで?
僕、さくらちゃんのこと
好きって言ったよね?
あれ、まだ変わってないよ。」

わたしはびっくりしていた。
最近全くそんなそぶりも見せられていなかったから、
まだ想われていたなんて、、、。

主「そ、そうなんですか、、
あれは遊ばれてたのかと、、」

入野「そう思われても仕方ないよね。
で!明日一緒行ってくれる?それとも嫌?」

主「嫌ではないですけど、、」

入野「よし!じゃあ決まり!
明日はどこかで待ち合わせよ!」

主「分かりました、どこがいいですか?」



そのあと待ち合わせ場所と時間を決めて、
入野さんとお別れした。
11時に待ち合わせってことだけど、
休みの日だし入野さん起きれるか心配、、、。

私もその後家に帰り、
明日の準備をしていた。
心なしかちょっとだけ
ウキウキしてしまう。
ちょっとデートみたいな感じだし。
どの服着て行こうかな。
最近は仕事ばっかりで
きっちりした服装ばっかりだし、
オシャレしていきたいんだけどな〜。
元々ちょっと派手な服が好きだけど、
あんまり派手でも引かれそうだし、、、。

明日の服装を考えるわたしは
ほんとに好きな人とのデート前日のような気持ちだった。
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