第5章 躾の時間
「やらっ…ふぁ♡ごぇ、なさ…あっ♡あっ♡」
閉じることの出来ないサラの口からよだれと精液がこぼれ落ちる。手で受け止めることすら出来なくて、シーツにぽたぽたとこぼれていく。
白石はその様子に眉を寄せ、サラの前髪を乱暴に掴みあげた。
「俺はいつも飲め言うてるのにローター相手にそんなよがって零すとか考えられへんねんけど?」
「あぐっ…ごめ、ごめんなさいっ…んんっ♡これ、抜いてぇっ…あ"っ」
許しを乞うて泣くサラににこりともせず、白石は掴んだ前髪でベッドに引き倒した。
サラの鼻先に押し付けられる染み。
「ほら、こぼした分ちゃんと舐めて吸って?出来るやろ?」
「あっ…は、はいっ…」
サラの赤い舌が白いシーツをチロチロと舐め、染み込んでいない精液を舐めとっていく。そのままシーツに唇を付けてぢゅう、と吸い付く。情けないその姿に白石の目が僅かに細められた。
「はっ…♡惨めやな♡これに懲りたら次はちゃんと飲むんやで?」
「んぐっ、ぁ♡わか、ったからっ…これ、抜いて…あぁっ♡」
「んー?」
脚を掴んで今度は仰向けにする。そのまま脚を開かせれば、ぐちゃぐちゃに濡れた秘部が白石の目に晒された。
「これ、そんな抜いて欲しいん?」
「あ♡はっ、抜いてっ、おねがいぃっ」
くいっとコードを引っ張ってやれば、腰をひくつかせてサラは懇願した。
「ほな自分で出しや」
「えっ…んぅ♡…だ、って、手がぁ…」
「手なんか使わんと。自分でまんこ締めて押し出したらええやん」
くいくいとコードを微かに引っ張って遊びながら冷淡に告げられた言葉に、サラは喉をひくつかせた。
「んっ…そんな、ぁ♡むり、むりぃ♡」
「無理やったらせんでええよ♡このまま俺の突っ込むわ♡こんだけ濡れてたら充分やろ?」
そう言いながら既にまた勃起してしまったペニスを見せつけられ、サラは小さく悲鳴をあげた。
「ひっ…まって!?あっ…むりっやだぁっ…や♡」
いやいやと首を振りながら叫ぶサラの頬をゆるりと撫でて白石は笑った。
「ほな頑張るしかないな?俺は優しいからちょっと手伝ったるわ」
そう言ってコードを引いてほんの少しだけローターが進む。
その感触に甘く悲鳴を上げながら、サラは力なく頷くしかなかった。