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魔法の下着屋さん

第3章 籠の中


ふわり、と甘い匂い。つられるように意識が浮上する。
体の感覚が少しずつ戻れば、同時に強い刺激が身体を走り、サラは一気に現実に引き戻された。
「あっ…は!?な、なにっ…」
「おはよう、サラ」
耳元で囁かれた甘い声。そして下腹部からせり上がるような快感に、サラの記憶が一気に甦った。
今サラを後ろから抱きしめ、脚を割り広げて秘部を擦りあげているこの男……白石が、自分に何をしたのかを。
「あっ、やだ…っまたっ…」
「サラがあんまり起きへんから、勝手に遊んでるで?」
そう言いながら白石の指がサラの敏感な突起に愛液を塗りつける。『勝手に遊ばれていた』というそこは既に酷く濡れていて、サラは眠っている間に自分が何をされていたのかを悟った。
「あっ…んっや、…もう許してぇ…っ」
いやいやと首を振るサラにくつくつと喉を鳴らして、白石は器用に皮を剥き、ぷっくりとしたそれを擦りあげる。
「許して?寝ながらこんなぐっちゃぐちゃに濡らしといて何言ってるん?」
そう言いながら割れ目を広げられ、恥ずかしさの余り涙が溢れた。
「ひっ、んっ…ちが、やだっ、…んあぁっ」
否定したいのに口からは甘い声ばかりが漏れる。せめて声だけでも抑えようと食いしばったその瞬間、ぐちゅりと長い指が2本差し込まれ、サラは身体を仰け反らせた。悲鳴をあげようと開かれた口に、白石は空いている手を滑り込ませる。
「んぁっ、んふ…っ、んんっ」
「サラ、ほら…上手に舐められたらやめたるで?」
上下の口をグチュグチュと掻き回しながら、至極楽しそうに白石は告げた。
「今から5分…イかんと休まず舐められたらサラの勝ち、やめたるわ。勝手にイッたり休んだら俺の勝ち、な♡」
「んぇっ…ん、んぁ…っ」
サラの了承など必要ない、とばかりに指が暴れ始める。慌ててサラは口内の指に舌を這わせた。
「はっ…結構上手いやん…♡」
耳元で囁かれる言葉にぞくぞくと身体が震える。サラが必死で舐めればなめるほど、比例するように白石の指の動きも早まり、サラを追い詰めた。
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