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短編集 ON【気象系BL】

第1章 心の癒し




「カズ!カズ!!」
「…………、…」
「カズ!?大丈夫か!!?」
「…さと……」
「どうしたの、こんなとこで…っ」
「…さと…っ、…」

俺は寝室の前でいつの間にか
気を失ってしまったらしい。
久しぶりの俺を抱きしめてくれる
暖かい手を感じて目を覚ますと
智が必死で俺を呼んでた…。

智の顔を見るとまた涙が流れた…


「、さとっ…どこ、行ってたの…?」
「…ごめん、今日は早く帰るつもりだったんだよ…」
「…つ、り…?」
「…ん、…ごめんな…?」
「……っ、バカ…!」
「ごめん…、ごめんな…」
「…そばに…いてよぉっ…!さとしが居なきゃ…あんたが居なきゃ、生きてけないょ…っひく…」
「カズ…」


智は久しぶりにベッドの上で
俺を抱きしめて寝てくれた。

俺はいつになく安心して眠れた。





―――――――――


「あ、おはようカズ!大丈夫か?」
「…ん、大丈夫…」
「見て、朝ご飯!食べよう?」
「…これ…智が釣ったの…?」
「うん…!カズに食べて欲しい…」
「……………」

朝起きたら珍しく智が
キッチンに立っていた。
机には焼き魚とご飯と
インスタントのお味噌汁…。

「いただきます…」
「どうぞ!………どう?」
「…おいし……」
「ほんと?!良かったー…!」
「……………」

「カズ、今度休みいつ?」
「…明日は…朝だけで昼からオフ…」
「ん、俺オフだから待ってるね。」
「……ほんと…?」
「うん。約束する。んで、久しぶりにイチャイチャしよっ!」
「…うんっ…、…ふふ…」
「、…へへ…」


智が久しぶりにキスしてくれた。
久しぶりに智の前でちゃんと
笑った気がする…。

いくらほっておかれても
俺は智が大好きで…
ちょっと悔しいけど…
智なしではもう生きていけないみたい。




End
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