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短編集 AN【気象系BL】

第7章 ヤキモチ



そして、相葉はかなりの
ヤキモチ妬きである。
二宮の体調など関係ない。
二宮が大野に甘えていると
認識しただけで大騒ぎだ。
仲の良いこのグループでは
大変だなぁとメンバーは
呆れ返っている。

いつもは二宮が追いかけるのだが
当然、今日はそんな力はない。

「…あ゙ー…もう……」
「大変だな…」
「…………」

二宮はそのまま大野に
もたれ掛かっている訳にもいかず
重い身体を起こし、逆側に
倒れ込んで横になってしまった。

数分後、松本は相葉を
連れて帰ってきた。

「…あー…完全ダウンじゃん」
「うん…ちょっと休憩のばしてもらった。今日寝てないんだって。その上風邪。」
「そりゃあ…きついな。…ほら、相葉ちゃん!にの寝ちゃってるよ」

「かずぅ…ごめん…かずぅ……」
「……まさき…」
「ごめんー…かず…」
「…ばぁか…はぁ……っ!時間っ…!!」

「のばしてもらったよ。でもそろそろ起きるか?」
「……ごめ、…ん…」
「大丈夫だって。あと1ゲーム頑張ろうぜ」
「…ん」


相葉は即座に二宮の横に
座り二宮にしがみついた。

二宮は少しだけ目を開けて
相葉の頭をぐしゃぐしゃと撫で回した。




―――――――――――


「お疲れ~…」

「かず待ってっ!!」

「にのお疲れ。今日はもう休めるんだろ?」
「うん、明日早いから…」
「ああ…無理すんなよ」
「うん。ごめん、今日は」
「おう。気をつけて」
「にの、相葉ちゃん連れて帰んの?大丈夫?」
「なんでー!!」
「うるせぇだろ、お前」
「うう…大丈夫だもん!!看病するもん!!」
「看病なんかいらんわ。」
「え゙…」
「…黙っていてくれたらいーの。」
「……ふふっ!うん♪」

「じゃ、ばいばい」
「ばいば~い♪」

「「「お疲れ~」」」




「かず、手!」
「んー?…ふふ」
「ふふふ♪かず好きー♪」
「知ってるよ」
「ふふ~♪」


スタジオの廊下。

2人は周りを気にすることもなく
手を繋いで駐車場に向かった。



いくらうるさくても
迷惑なほどのヤキモチ妬きでも
好きな恋人なら隣に
いてくれるだけでいい。


End


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