• テキストサイズ

恋する奴等

第10章 うみのあわ 太宰さん2




「私は君が好きみたいだ」


それを言われて普通の女性なら私に惚れる。

だけど···


この子は惚れるよりも

「風邪でも引きましたか??」

と言うから、素晴らしいと思う。

「風邪は引いてはいないよ、」

出されたココアの甘い匂いしかしない

(うん、やはり私はこの深い海色に惹かれる)
/ 1167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp