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同じ屋根の下で【気象系BL】

第38章 再びシンデレラ?


お城に着いてホールに入るともうパーティーが始まっていた

和「潤はどこかなー…」

辺りを見回しながら歩いていると

雅「あれ?和だ…」

翔「お前来たのか?けど、こんなドレスあったっけ?」

智「見た事ないな…しかもガラスの靴履いてる」

兄さん達が近付いて来た

和「今は兄さん達の相手をしてる時間はありませ…」

「これはお美しい方々だ…」

この声!

翔「あ、王子…」

俺が振り向くとそこには王子の格好をした潤がいた

潤「ぜひ私と踊ってくれますか?」

和「もちろん!」

潤が手を差し出してきたので、俺も迷わず差し出した

雅「…今、和の事誘ったの?」

翔「『お美しい方々』って言ってたから、俺達もだと思うけどな」

智「良いんでない?別に…俺もう眠いし」

兄さん達を無視して俺は潤とダンスを踊り、楽しい一時を過ごす事が出来た

なのに突然…

雅「ねえねえ和…」

踊ってる俺の背後に雅紀兄さんが立って俺の背中をつついてきた

和「何ですか?」

雅「もう12時になるよ?良いの?」

…12時か…って事は魔法が解けるな…

けど、何で雅紀兄さんが知ってるんだ?

ん?でも待てよ?

このまま潤の前で魔法が解けたら、俺のみすぼらしい格好を見て…

潤『おー…こんな酷い仕打ちをされて…和…私と一緒に暮らしましょう』

…どのみちそうなるな…←酷い仕打ちはされてない

よし、このままここに居よう

そう考えていたら今度は

翔「おーい和也」

翔兄さんが近付いて来た

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