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同じ屋根の下で【気象系BL】

第34章 commit a fault(2)


~潤side~

朝、圭人から電話をもらって、俺は店を臨時休業にし、急ぎ圭人達もいる警察署に向かった

守屋さんが何故亡くなったのか聞いたら

圭人『俺も詳しくは解らないけど、遺体は司法解剖されるらしい』

そう言っていた

司法解剖されるってことは、死因に不審な点があるって事だよな

警察署に着くと、入り口近くに皆が集まっていた

潤「圭人!」

圭人「あっ、潤」

潤「何か解ったのか?」

圭人「…それが…」

…何だ?言葉を濁すような言い方して…

すると一緒にいた薬師寺が

薬「…どうやら守屋は殺されたらしい…」

潤「えっ!?」

殺された!?

圭人「夕べ、自宅近くで倒れていたのを発見されたんだが、胸を刃物で刺された痕があったらしい…」

自宅近く…じゃあ俺と別れた後に…

「酷い…真純が何したって言うのよ…」

「犯人が許せない!」

女子は皆泣きながら憤りを感じていた

俺も犯人に対して怒りを覚えたが同時に自分にも…

潤「…何で俺自宅前で帰ったんだ…」

圭人「え?」

潤「俺、守屋さんの自宅前まで送ったんだ…けど彼女が家に入る前に別れて…」

あの時キチンと見送っていれば…こんな事には…

圭人「潤…」

そんな話をしていたら…

「松本潤さんですね?」

潤「え?」

警察の人が2人近付いてきた

「ちょっとお話を聞かせて頂けますか?」

潤「…僕に…ですか?」

「はい、お時間は掛かりませんので…」

…何で…俺に…?

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