• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第32章 年の始めに


智「そういえば雅紀はどこ行ったんだ?」

和「昔から雅紀兄さんがお祭りに来て、じっとしてた事がありますか?」

…そんな記憶、微塵もないな…

智「屋台に行ってみるか」

恐らく雅紀が居るであろう屋台に行ってみると…

雅「あ、おーい!こっちこっち!」

…案の定かよ…大人になっても変わんねーな…アイツは…

翔「雅紀、お前何も言わずにウロウロするなよ」

雅「だって俺さっき、屋台が並んでたよって言ったから、皆も来ると思って…」

和「屋台が並んでたって言うのを聞いて来たのではなくて、雅紀兄さんが全く成長してない事を確認に来ただけですよ」

雅「…?何の事?」

やっぱり解ってないな(笑)

潤「でも、本当に懐かしいね…こういう雰囲気って…」

翔「だな…何か子供に戻ったような感じがする…」

智「お?雅紀それ焼きとうもろこしか?旨そうだな」

雅「でしょ!他にはね…」

和「どれだけ買ったんですか?雅紀兄さん…」

皆でワイワイ騒いで屋台を見て回って…

結局雅紀だけじゃなく、俺達も色々買って楽しんでいた

潤「けどさ、普通に考えたら屋台の商品って、金額が高いのに何か買っちゃうんだよね」

翔「それに結構旨いんだよな」

雅「そー!だからついつい買っちゃう…」

和「雅紀兄さんの場合は、何も考えずに思いつきでしょ?」

雅「そ、そんな事…!」

智「…ないとは言い切れないだろ…お前は…」

雅「うっ(涙)」

…けど…今回は本当に楽しかったな…

また今年も皆で楽しく過ごせれば良いな…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp