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沖矢昴はお兄ちゃん【名探偵コナンR18】

第6章 波乱が渦巻く仕事





あの後無事に家に帰り、お兄ちゃん(赤井秀一)からにこやかな笑顔を向けられまた説教された。
説教の理由は、この間と同じである。



実はずっとアプリ起動していたみたいで(切るの忘れてただけ)、会話ならびに行為を聞かれてました…。
ちなみにどうやら彼はアプリが起動中に録音出来るようにしていたみたいで、散々笑顔でぐちぐち言われました…。




貴方は母親か!って言ったら無言で開眼された…怖い。
勿論、またお仕置きですか?って聞かれたので即答でお断りしときました。



安室透からはメールが一件入っていて、内容はストーカーを捕まえた事や今後こういった行動を取らないで欲しいとの念押し、また謝罪の言葉もあった。
私が悪いのに謝られると申し訳ない気持ちになった。
それにあの時の悲しそうな表情がどうにも頭から離れてくれない。



『はぁ…』



大きい溜息を一つ吐く。
あの日から安室透は現れない。
どうやら用事の為、と言って休んでいるようだが、組織の仕事だろう。
もう3日…か。
彼を張り込み尾行してもいいのだが、勘の鋭い奴らだ、バレてしまっては元も子もない。
それに生憎自分にも仕事がある為、ここは手を出さないに越した事はないのだ。



と言うか自分は何故こんなにも彼の事を考えているんだ!
雑念を払うかのように、ブンブンと頭を振る。
今は仕事モードだ。
そう自分に言い聞かせ、夜の闇に隠れてひっそりと経営しているBARの扉を開く。



私の仕事…と言うのは何もポアロや本職のFBIだけではない。
情報屋…と言ったら聞こえが悪いかも知れないが、そういった仕事をしている。
勿論、FBIにとって不利益になるような事はしないし、自分の正体を明かすつもりもない。
情報を売る相手は選んでいるし、黒の組織には関わらないようにしている。


が、なにぶん腕が立つ為、こういった業界ではある程度名前が知れてきてしまったのも事実。
そろそろ潮時なのかもな、なんて思いながら奥のテーブルへと歩みを進める。



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