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沖矢昴はお兄ちゃん【名探偵コナンR18】

第4章 戯れ





「ほら、貴方達、来たわよ」


すると一斉に中にいる人間全ての目がこちらに向けられる。


「わーっ!ポアロの新しい美人店員さんだー!」


「噂通り美しい人ですねっ」


「それより早くケーキ食おうぜっっ!!!」


「おぉ、君が愛香君かね。
ワシはこの家主の阿笠博士じゃ。
ささ、君が持ってきてくれたケーキと一緒に飲み物用意したんじゃ。
ソファーに座って座って」



『ありがとうございます』



勧められた席に座り、一応自己紹介をする。



『初めまして、皆さん。
知ってるかも知れないけど、一応自己紹介するね。
ポアロで働かせてもらってる、沖矢愛香です』


「知ってるよー!博士のお隣に住んでる、昴さんの妹さんなんだよねっ!!
あたし、歩美!よろしくねっ、愛香お姉さん!」



「僕は円谷光彦と言います、よろしくお願いします!
あ、あそこでケーキを頬張ってるのが元太君です」



「私は灰原哀よ。
訳あって博士と一緒に暮らしてるの」



『みんなよろしくね』


凄い個性色々だなぁー。
てか、コナン君まだ落ち込んでる。
なんかごめんね。



「さ、小嶋君がケーキを全部食べてしまう前に
私たちもいただきましょう」


「あーーーっ、元太君食べ過ぎっ!!」


「僕たちの分がなくなってしまいます!ちゃんと考えて食べて下さい!!!」






「「「愛香さん、またねーーっ」」」


子供達が帰路につく。
とても賑やかな時間を過ごした。
久しぶりの子供達との触れ合いに少し癒された気がする。



『今日はありがとうございました。
とても楽しかったです』


「いやいや、子供達が我儘を言ってしまってすまない。
また遊びに来とくれ」


『はい、是非』


「お隣さん同士また会えるの楽しみにしてるわ。
これ、良かったら登録しといてちょうだい」



哀ちゃんから連絡先をもらい、家を後にする。
コナン君はどうやら博士の家に泊まるみたいで、まだ落ち込んでた。
結構引きずる子なのね…。



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