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姫モノ語り 【気象系BL】

第2章 ドキドキ


潤くんと付き合う様になって数日が経つ。




変わりは…ない。
普段と何も変わらない。



男同士が付き合うって
こんなもんなのかな…って拍子抜け。




仕事終わってご飯食べて飲んで帰る。
このパターンが数日続いた。







「何かあった?」


楽屋でぽつんとゲームをしてたら
先に来てた翔さんからお声がかかる。



「ん?何もないよ?」


「そ?何か悩んでそうに見えたけど?」






翔さんに…相談してみよっかな。
潤くんの事は翔さんがよく知ってるし…。
昔は潤くんが翔さんの事慕ってたしね…。


それに…男同士で付き合ってる
センパイでもあるし。




「翔ちゃん」


「ん?」


「……相葉さんと…どの位で、キスとか、したの?」






そう。俺らのセンパイ。
翔さんと、相葉さんは付き合って数年になる。




俺の突然の質問に口に含んでた
コーヒーを吹き出す。



「ちょっ?!」

「ニノが急にそんな事聞いて来るからだろ?!」

「もぅ!衣装汚れちゃうでしょ!
これで拭いて!」




思わず翔さんの上着を
タオルで拭く。




「……っ」

「……な、に?」

「……自覚…なし、か」

「なん、なの?!」




翔さんの顔が真っ赤になってる。



なんだ??





その時楽屋のドアが開き……




「……なにしてんの?」





とてつもなく。
声の低い潤くんが……

その隣には
相葉さんがビックリした顔で
俺と翔ちゃんを見てた……
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