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マイクから紡ぐ夢【ヒプマイ】

第3章 『待てない、彼』 観音坂独歩 R18




ホテルまで我慢できない。
そう言われて連れていかれたのは薄汚れた駅のトイレ。

途中で独歩を静止したけれど独歩は私の話を聞かず、奥まった男子トイレに押し込んだと思ったらそのまま2人で個室に入る。

「っ!どっ」
「バレたいのか?男子トイレにいること。」

脅しのように、ネクタイを緩めながら便座に座る独歩。
口を噤むと独歩は口端を歪ませて笑う。

「咥えて。」

トイレのタンクに背を預け、足を軽く左右に開く独歩。
長めの前髪から覗く、私を見上げる翡翠の瞳。
何を、なんてこの状況じゃ聞くこともできない。

開いた足の間にしゃがみこみ、ベルトを外す。
興奮しているのがわかるほど、下着を押し上げる陰茎。
グレーの下着の一部が、先走りで色濃くなっている。
中心の色が変わった下着を指先に引っ掛けて下げると、立ち上がったモノが下着から飛び出した。
その瞬間、もわりと立ち上がる卑猥な香り。
一日下着の中にあった蒸れて汗臭いソレに指を添えると、陰茎はひくりと動いた。
先走りがぷくりと溜まる穴を指先でくるくる弄っていれば、後頭部を押される感覚。

「なあ、咥えて。」

ぐぐと頭を押され口元に近づく亀頭。
思わず顔を背けるけれど、立ち上がったソレで頬をぺちぺちと叩かれる。
観念して口を開ければ口の中目がけて陰茎が入ってきた。

口の中いっぱいに広がる、汗と、先走りの香り。
独歩に頭を押され、深いところまで飲み込み下生えが顔に触れる。
苦しくて口から出せば、それが嫌なのか再び頭を押さえつけようとする。
独歩の機嫌が良くなるなら…と再び陰茎を咥え、根元を指で扱きながら口で扱く。
うまく唾液をまとわせながら出し入れすると、詰まるような独歩の声。

「きもひいい?」
「咥えながらっ、喋るなっ…」

すでに陰茎は硬く張り詰め、少しでも刺激すれば射精してしまいそうだ。
私は先走りと唾液で濡れた陰茎を咥え直すと、勢い良く先走りを吸い取った。


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