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あおい春のはなし

第7章 牧夢&藤真夢 合宿 ※微裏※


毎年恒例、海南と翔陽の合同合宿。
海南側の提案で今年は新しくできた施設で開催されることになった。

「それで…?その施設を事前に前乗りして、キャプテンの俺達が見学する訳か」
プリントをみながら藤真が言う。
「ああ、なかなかいい施設みたいだ。森の中にコテージがいくつかあって、何班かにわけて泊まることになる。運動設備は共有でなかなか立派らしい」
「まあ、1日前乗り、施設見学して合宿メニュー考えるのも確かにいいな」
「………」
「ん?どうした牧?」
「…少し提案というか、頼みがあるんだが、いいか?」
「何」
「その…だな。見学の1日目、彼女を連れて行きたいんだが……」
藤真の目が見開く。「はあ!?正気か牧?学校にばれるだろ…」
「彼女には別でコテージを予約してもらってだな、偶然あった…ていうことにしてだな…」
「ふーん…すごい偶然だなそれ」ニヤリとする藤真。
「いいぜ、じゃあ俺も便乗させてもらって彼女つれてく。そのコテージ女子二人で泊まるてことにすればいいだろ?」
「!そうか、助かるよ藤真!…てお前彼女いたんだな。少し意外だな。」
「それはこっちの台詞だろ。あの牧が女の子に夢中なの想像できねえ」
「はは、そうか…」牧は笑顔をみせた。

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