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三蔵一行の女騎士《最遊記》

第4章 桜の騎士と紫と金


11歳の頃から妖怪たちから逃げ続けてきたと葵は誰も頼らず自分たちの力でここまで生き延びてきたが『人を頼る』というのは全く知らないので、不安になったかもしれない。

「でもね、はボクだけじゃなくて三蔵たちも頼れたら嬉しいと思うんだ」

悟空「…本当に、苦労してるんだな」

三蔵「…」

悟空は葵の頭を撫でて、三蔵は何か考えていると、

八戒「ただいま戻りました」

悟浄「ったら、悟空が食べるって言うからたくさん買いすぎだぜ」

「ごめんね、つい。たくさん作るから食べてね」

悟空「やったーー!」

そんな様子に三蔵はじっとを見つめる。微笑ましい表情だが、裏では町の人々たちを見て過去のトラウマを重ねたのか怯えているのではないかと思う三蔵は意を決めたのか声をかける。

三蔵「…おい、」

「ん?どうしたの?」

三蔵「…何を怯えているんだ?」

「!」

悟浄「え?」

八戒「三蔵?」

三蔵の言葉にの顔が強張り、悟浄と八戒は三蔵の方を見ると真剣な表情になって彼女を見る。悟空と葵とジープは黙ったまま見守る。

「…何を言って…」

三蔵「…その能力のせいで昔に町の人々から罵られ、昨日もそうだが町の人々を見て過去のトラウマを重ねて怯えたんだろ?」

八戒「…そうなんですか?」

悟浄「…?」

「…っ、なんで知って…!っ、葵!」

隠した秘密を三蔵がバレては困惑するが、秘密を話した人が分かってたのか葵に向けて声を上げる。

「…話してくれないと何も変わらないよ、」

「っ…」

悲しそうな表情になる葵を見て言葉を詰まると三蔵はベッドから立ち上がり、の前を立つ。

三蔵「まだ出会えたばかりだが、仲間になったんだろ。少しずつ俺たちに頼ったらいいだろう」

悟空「三蔵の言う通りだぜ!そうすれば葵が嬉しいしな!」

悟浄「そんなに抱えたなんて気付いていない俺らは情けねえな。…それもそうだな、たくさん甘えたらいいぜ!」

八戒「そうですよ、これからは僕たちにたくさん頼ってもいいですよ」

「キュー!」

「…!」

三蔵たちの言葉に抱えてきた気持ちが溢れてきて泣きそうになると葵はの所へ駆け寄る。
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