第7章 緋色の婚姻／赤井※

赤「イキたそうだな…っ」


『んっ、あっ、イキたいっ…ぁあっ！』


赤「ふっ…孕ませてやる…っ」


ギシギシと軋むベッドの上で
後戻りはもう出来ない事に
今更気付いてしまった


『あっ、あかいさんっ…あっあっ
ぁあっ、らめぇええええーーっ！』


赤「欲しいクセに…っ！」


ビクビクと痙攣するナカに
たっぷりと愛を注ぎ込まれた











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なんって事をしてくれたんだ…！


いや、ちょっとは
カッコ良くて色っぽくて
ドキドキしましたよ？
ええ、しましたけども！！！


赤「怒った顔も可愛いな」


『馬鹿にしてますかっ！』


殴って帰ろうかと思ったけれど
立ち上がれないほど
腰が痛くてあのままベッドで
横になっている…


後ろから赤井さんが
抱き締め、お腹を撫でる


赤「子供の名前を
考えないといけないな」


くっ…！赤井秀一恐るべし…！


そんなとんとん拍子に
事が運ばれてたまるか…！


私はぐっと拳を握り締めた


その拳は先程まで
お腹を撫でていた赤井さんの手に
包まれる


赤「諦めろ…俺はスナイパーだぞ
狙った獲物は必ず仕留める」


ズキューン、と
ハートを撃ち抜く幻聴が聞こえた


耳元で良い声で囁かれて
力を込めた拳は
いつの間にか赤井さんの手を
握り返していて。


ドキドキと心臓が鳴り止まない


もしかして…
私…仕留められちゃった…！？


その後、私は
赤井ワールドからの
脱出は出来ないのであった。








fin.


2020.02.07


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