第82章 コンプレックス　番外編

　潤のマンション

　翔side

　智「オイラ、センセなんて柄じゃねぇし、絵とかフィギュア作りながら、世界を回るかな？」

　和也「良い意味で、親達が俺達を開放してくれたし、ゲーム音楽が評価されたらその道で生活しよっかな？」

　雅紀「俺は警察官だな」


　凄いなぁ皆、自分の将来ビジョンが決まってて…… 僕はまだ決まってないや


　潤「オイ!　何で皆して、人んちに溜まってんだよ？」

　和也「兄貴、遠慮して自分から人んちに行かないだろ？　だからこっちからね」

　潤「意味わかんねぇ……」


　正反対の兄弟だなぁ。潤さんの夢って何なんだろう？　

　翔「潤さんの夢って何ですか？」

　潤「警察官かな？」

　翔「相葉くんと一緒ですね？」

　雅紀「潤さんを守る為に警察官になるんだ!」

　潤「な!　バカ!　相葉カ!」


　ん？　どういう意味だろう？　潤さん顔真っ赤……（あいばか？）


　和也「翔ちゃん？　どうしたの？」

　翔「僕だけ、将来のビジョン決まってないな……　って」

　智「翔は、オイラ達と一緒に居て……」

　翔「ダメ!　僕も世界に羽ばたきたい!　甘えてばっかじゃダメ」


　って言ってたけど……

　智「翔!　マタ、ラブレターだのプレゼントだの来たぞ!」

　翔ちゃん音楽家にさ、なったは良いけど……


　モテ過ぎ……

　男のファンだっているしさ


　俺も、智さんも夢叶えて外国に拠点を移したは良いけど……


　可愛い恋人がモテ過ぎて……


　無自覚だから


　和也「翔ちゃん!　お仕置き!」

　智「翔!　お仕置きだ!」


　翔「ナンでぇ？」