第38章 Twin ray 恋人達編4

ジュン「マサキ…… しかし、何故ショウ王子と、サトシは帰って来ないのだ？」

　マサキ「簡単ですよ。Twin ray だからです。カズ王子様と三人。それより…… ジュン王子様愛しています」

　ジュン「マサキ…… 幾らなんでも笑えないぞ。オマエは本当のバ……」

　マサキ「カ……てはありません。私のTwin ray」


　……寝室……

　ジュン「やん…… 」

　マサキ「随分と、お可愛らしい反応なさるんですね？」

　普段強気で、一見男らしい方がまるで乙女……

　ジュン「いやぁ…… そこわぁ」

　マサキ「ジュン王子様が、印を『舐めて』と、 おっしゃったのですよ？」

　私は、S気質だったんだ…… ジュン王子様の艶っぽい声を聞きながら、身も心も満たされるのを感じた……

　マサキ「愛しています。ジュン王子様」

　ジュン「はぁん……」


　私は貴方には叶わない……

　蕾に印を宛がって


　ジュン「優しくしろ!」


　永遠に惹かれ続けるのだろう……

　私達はTwin ray