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白の私、黒の貴方

第4章 再会


次の日、昨日とは違いすっきり目覚めた私が食堂へ行くと、ユウとファインダーが言い合いをしていた。



「…だから飯食ってる時に後ろでメソメソ死んだ奴らの追悼させちゃ味がマズくなるって言ってんだよ」


「テメェ…それが殉職した同志に言うことか!?俺達ファインダーはお前らエクソシストの下で命懸けでサポートしてやってるのに…それを……っ飯がマズくなるだとーー!?」


ヤバイと思った時にはもう遅かった。ファインダーがユウを殴ろうとするが、逆にユウに首を掴まれて止められる。


「“サポートしてやってる”だ?違えだろ、サポートしかできねぇんだろ。お前らはイノセンスに選ばれなかったハズレ者だ。死ぬのがイヤなら出てけよ。お前一人分の命くらいいくらでも代わりはいる」


流石に言い過ぎと思い止めに行こうとすると、先に昨日の少年が止めに入る。
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