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【黒子のバスケ】キセキと私。

第9章 正邦戦





リコ「オールコートマンツーマン!?」


『まだ点を取る気ってことですよね。』


でも、私は確信していた。


誠凛が勝つと。



テツヤにパスが回り、フリーになった日向先輩にボールがわたった。


『日向先輩、行けーーーーーーっ!!!』


自分でもビックリするほど大きな声で叫んだ。


日向先輩の3Pシュートは、綺麗な弧を描き、見事に決まった。


ピーーーッ


「試合終了ーーー!!!」


73対71で、誠凛の逆転勝利で幕を閉じた。



それと同時に、隣のコートでも試合終了の合図が聞こえた。


・・・秀徳の圧勝。


その秀徳と、次戦うのは・・・・



    ”私たち”だ。





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